寒い季節になると昔を振り返りたくなる
またコートを羽織らないと生きていけない季節になってきました
バイト先ではクリスマスの準備だとかで赤と緑の装飾がされています
寒いのは嫌いだけど、街がイルミネーションでキラキラしたり、寒いねって手をつなぐ瞬間とかが好きで冬も悪くないんじゃないかなって思っています
クリスマスが近づくと何となくワクワクします
だからかわからないけれど私がイヤホンから流している曲はクリスマスソングです
アドベントカレンダーを毎日めくって家族でクリスマスまでの日数を数えていた2年前は遠い思い出のような気分で、あの頃は知らなかった町で1人電車に揺られています
色々変わりゆくものですが変わったことは多くあるんじゃないかなあと思うんです
みんながスマホをいじっているこの電車風景はいつからだっけ。
みんながマスクをつけるようになったのはいつからだっけ。
気がついたら変わっているように昔とは違う日常が流れている今日この頃です
わたしが憧れていた都市圏は思っていたよりも優しくなくてなんだか地元が恋しくなります
便利でオシャレで24時間動いているイマドキな東京ですが、ここにいるためにはお金や見た目の良さや自信が必要で、今の私には色々足りないものが多いです
お互いに高め合うんだろうなと思うんですがあんまり対等に見てもらうことが出来なくて悲しいです
しっかりしたプライドを持っている人が多いんだろうなあ
なんも気にしなくて良い地元は気楽で、のびのびできるんだろうなと思うわけです
逆に一人暮らしを始めてよかったことを考えてみるとこれ以上のものはないくらいの成長できる機会でした
一人で生きるにはまだまだ半人前だけど、社会の厳しさや生きにくさを何も知らなかった頃の私からしたら沢山の学びがありました
すごく悩むことも多かったけれども悩んだものは私自身の成長のきっかけになりました。これってよかったんじゃない?!って振り返ると思うんです
色々なことを学んで一番自分が変わったこととしては
理想を描かなくなって現実を見るようになったことです
この2年間で、こんな人間になりたいと思える素敵な人達にたくさん出会いました
ぼんやりと何年後かにはこういう大人になれるんじゃないかなと理想を抱いていたけれど現実はそんな甘いものではありませんでした
尊敬できる人を目指しすぎるとわりと色々な葛藤や苦痛が出てきて気分が下がることも常々です
これが現実なんだなと知るんです
私の持ち合わせている力じゃ到底無理なことも知るんです
どうがんばっても出来ないこととかがあると
これは私には向いてない!
ってなるんです
でもでも逆に
他の人にはない私の良さを素直に褒めてくれる人がいるんです
その瞬間すごく嬉しいし認められた気分になります
この嬉しさは共有したい…そう思うと
それぞれの人の良さ気づいてあげられる人になることが必要かなって思います
もう上京(?)してきて2年が過ぎるんです
そしてそろそろ二十歳になってしまう…
高校生の私がこうなりたいと思っていた自分になれることは出来ないけれど、まだまだ成長できる部分があるのでそこを伸ばして。
あの頃の素直な気持ちを忘れずに立派な大人になりたいです。
突然こんな真面目なことが言いたくなった寒い夕方の電車の中でした🌝
寒いよお